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医療事故ホットメール  2003. 8.25開設 2006. 6.4最終改訂

since 2003-08-24

 医療事故ホットメールは,「医療事故(医療事故と思われるものを含みます。以下,同じ。)の直後で,応急対応が必要な場合」に役立つことを目的としています,
 「医療事故の直後」とは,医療事故を知ってから24時間以内を指し,「応急対応が必要な場合」とは,24時間以内に情報等を得ないと手遅れになってしまう場合を指しています。
 そのような場合は,まず何を,どうしたらよいのか,などがわからないことが多いでしょう。
 そのような場合に,電子メールでのお問合せに対して,医療事故についての知識や経験がある弁護士と医師(現在,計15名)が,可能な範囲で,電子メールにより情報提供や助言を行います。

 なるべく24時間以内に返信できるようにします。
 多くの場合は,12時間以内(ただし,午前0時から8時までは,計算に入れません。)に返信できることを目標としています。
 なお,すぐに回答できることについて取り急ぎ返信をする場合があります。その場合には,追って次の回答が行われることもあります。
 回答担当者はボランティアで回答を担当していますので,もしも回答が遅れた場合にはご了解ください。

 「医療事故の直後で,応急対応が必要な場合」ではないときは,回答できませんのでご了承ください。回答しない旨の返信は行いません。(ボランティア回答者の負担の軽減のためですので,ご了承ください。)
 「医療事故の直後で,応急対応が必要な場合」ではないときは,例えば,お近くの弁護士会の法律相談窓口(http://www.nichibenren.or.jp/jp/hp/houritu/soudan/houritsusoudan.html)や医療問題弁護団・研究会等の相談窓口(http://www3.ocn.ne.jp/~mmic/00701madoguti.htm
)を利用することが考えられます。


<電子メールのあて先>
iryou-jiko-hot★yahoogroups.jp (★の部分が@になります。)★ファイルが添付されているメール,html形式になっているなどテキスト形式でないメールは受付けられません。そのようなメールには返信は一切行われません。


<注意事項>
1 電子メールの件名(Subject)について
  病名,手術などの措置の名前など,キーワードになる事項を書いてください。★これに反するメールには,回答が行われません。「医療事故ホットメールの申し込み」「アドバイスお願いします」「ご相談します」のように,特定しにく件名は,他の人からの電子メールと混同される危険がありますので,ご了承ください。

2 電子メールの本文について
(1) 最初に,この注意事項を読まれた上で,「医療事故ホットメールの注意事項を読みました。」と記載してください。

(2) ファイル添付やhtml形式は禁止となっています。テキスト形式の電子メールのみが受け付けられますので,ご注意ください。

(3) 患者の氏名や医療機関の名称などは匿名でもかまいません。
  ただ,医療機関の名称については,他の医療事故例についての情報がありうる場合などには,実名の方が役立つことがありえます。

(4) 電子メールを出される方が患者本人ではない場合は,患者本人との関係(患者の子,父,母など)を記載してください。

(5) 状況を正しく把握できないと,適切な助言や情報提供ができないことがあります。
  入院や治療の経過,医師や医療機関が診断した病名,被害の内容を,わかる範囲で,なるべく詳しく書いてください。
  時間の経過に沿って,箇条書きをすると,理解しやすいです。
  また,患者の年齢,性別,身長,体重は,医療行為の適否に関係することがありますので,なるべく記載してください。
  そのほか,医師や医療機関の対応の仕方(誠実な対応かどうか,説明の内容や仕方など)を書いていただくと参考になります。
  最後に,質問事項を箇条書きで書いてください。質問事項は,簡潔に整理し,3点以内にまとめてください。
  なお,下記の<予想される問合せ例と回答例>も,必ずご参照ください。

(5) 急いで弁護士に相談や依頼をしたい場合は,以下の<例3>をまず参照してください。以下の<例3>を参照しても目的を達することができない場合は,その旨を記載してください。なお,希望する地域(自宅や勤務先の属する都道府県など)を記載してください。
  ただ,地域によっては,医療事故を扱っている弁護士や弁護士団体などについての情報を回答担当者が持っていないこともありえます。

3 回答について
(1) 回答は,発信元のアドレス(ヘッダのFROMアドレス)あてに電子メールで返信する方法によって行います。
  なお,字数制限がある携帯電話で電子メールを利用される方の場合は,回答が途中で切れることがありますので,注意してください。

(2) 医療においては患者の自己決定が重要ですが,医療事故にあったときの対応についても自己決定が重要です。
  医療事故ホットメールによる情報提供や助言は自己決定のための参考情報の1つとして扱ってください。
  医療事故ホットメールの回答担当者の間でも,判断や得ている情報が異なる場合もありえますので,回答内容は,医療事故ホットメールの回答担当者全員が一致したものとは限りません。

(3) コメント提供者がボランティアであり,その負担が過大になることを避けるため,また,不公平な扱いになることを避けるため,原則として,回答後の再相談についてまでは対応していません。


◆医療を良くしていくためには,多くの市民が,それぞれ,できる範囲で活動していく必要があります。
 よろしければ,NPO法人 患者のための医療ネット(PMネット) http://www.pm-net.jp/ への入会もご検討ください。

◆回答が得られたことについて,感謝の意味で寄付をしようと思われる方もいらっしゃるので,寄付される場合の振込口座を記載しておきます。
(振込にあたっては,振込人の名前の前に,「HOT」と記載していただくと,会計事務の面で助かります。)

三井住友銀行 麹町支店(店番号 218)
普通預金 口座番号 9103746
患者のための医療ネット


<予想される問合せ例と回答例>

<例1>
Q 父がA病院で・・・という手術を受けたのですが,手術直後に急死しました。
  突然のことで,悲しみにくれています。
  遺族としては,まず,何をどうしたらよいのでしょうか。

A 悲しみの中で大変でしょうが,遺族としては,やむをえない死亡であったのか,A病院の診療に落度があったのかなどをはっきりさせたいだろうと思います。
  まずは,主治医か主治医の上司(責任者)に,なぜ死亡したのか,死亡の原因は何と考えているのかなどについて説明を求めるとよいでしょう。
  説明を受けるに際しては,複数の遺族が一緒に説明を受けるようにし,1人は説明についてのメモをとるとよいでしょう。
  なお,A病院の診療に問題があったと思う場合でも,責任を追及するような姿勢は見せない方がよいでしょう。診療記録の改ざんなどを招くといけませんので。

<例2>
Q 父がA病院で・・・という手術を受けたのですが,手術直後に急死しました。
  主治医は,なぜ死亡したのかがわからないので,解剖させてほしいと言っています。
  解剖するのは気が進まないのですが,どうしたらよいでしょうか。

A 気が進まないとは思いますが,解剖する方がよいでしょう。
  A病院の過失によって死亡したかどうかは,死因が何であったかによります。
  死因がはっきりしないままでは,A病院の診療に過失があったかどうかを判断しにくいことがあります。
  解剖には,いくつかの種類があります。警察に届出ると,司法解剖や行政解剖が行われることがあります。
  そのほか,遺族の承諾の下で病理解剖などが行われることもあります。
  できれば,A病院とは関係のない大学の法医学教室で解剖が行われることが望ましいのですが,そういう法医学教室で解剖することが難しい場合でも,解剖しないよりは解剖する方がベターでしょう。

<例3>
Q 父がA病院で・・・という手術を受けたのですが,手術直後に急死しました。
  医療ミスだと思います。
  法的にはっきりさせたいので,弁護士を紹介してください。

A 医療事故を扱っている弁護士の団体があります。
  例えば,医療事故情報センターの
   各地の相談窓口連絡先一覧
   http://www3.ocn.ne.jp/~mmic/00701madoguti.htm
 を参考にしてください。